ランナーのみなさんにとってジョグは基本中の基本。
では、ジョグは何のために行うのでしょうか。
それは、スタミナ強化のためです!!
そんなこと言われなくてもわかっているよと思ったそこのあなた。
そもそもスタミナとは何かを説明できますか?
ここではスタミナとは何かという観点からジョグについて解説したいと思います。
ランナーがジョグをするときに意識してほしいこと∼ペース設定や走る距離など~
おすすめ書籍についても紹介しておきます。
スタミナとは?
ではスタミナとは何か。
僕はこれを、持続的にエネルギー供給のできる能力であると考えています。
持続的にエネルギー供給をするためには
- エネルギーを使いすぎない
- はじめからたくさんのエネルギーを蓄えておく
この2つのことが重要になってきます。
ここでは「エネルギーを使いすぎないこと」に焦点を当てていきます。
まず、ヒトのは主に体内の糖質と脂質からエネルギーを供給しています。
ランニングにて重要なのは脂質からのエネルギー供給です。
なぜなら脂質は糖質に比べて持続的にエネルギー供給ができるからです。そして体内のエネルギーは心拍数がだいたい「180−年齢」以下が脂質メインのエネルギー供給、それ以上は糖質メインのエネルギー供給になってきます。

この、脂質からのエネルギー供給を促すことでスタミナ強化につながります。
このように、脂質からエネルギーを供給できる(効率的にエネルギーを供給できる)からだをつくるためにジョグが必要なのです。
ジョグ中はなるべく糖質を控える
ここでジョグに関する注意点をひとつ挙げます。
それは、なるべく糖質を摂取しないことです。
例えば、長い距離や時間のジョグを行う際、エネルギー補給といってスポーツドリンクやチョコレートなどを摂取する人をたくさん見かけます。
しかし、糖質を摂取してしまうと体内のエネルギー供給は糖質の占める割合が増えてしまいます。これではせっかくジョグをしても意味がありませんね。
何も水分補給がダメと言っているわけではありません。
水分補給をするときは塩水など、シンプルで糖質が入っていないものを飲むことをおすすめします。
できれば運動前の糖質摂取も避けたいですが、身体的にキツイ場合はOKです。
運動後はいくらでも摂取してもらって大丈夫です。
ちなみに、走行中に糖質を摂取しなければ走ることができないといった場合は、糖質を摂取しなくても走ることのできる範囲で練習することをおすすめします。
最後に
今回はジョグについて解説をしていきました。
ジョグの目的はスタミナ強化、つまり持続的なエネルギー供給ができる身体にすること。
そのためには
- 走行時の心拍数は180−年齢までを目安に
- 走行中は糖質の摂取を控える
この2点が重要になってきます。
もちろん、今回紹介したジョグの目的については、マラソンや陸上長距離種目でタイムアップを目的とした人向けです。
ランニングの目的は人それぞれ。それぞれの目的に合ったランニングライフが送れると良いですね。

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