論文紹介~バーチャル空間の練習でパフォーマンスがアップする!?~要約

スポーツ
<span class="bold-blue">とりたけ</span>
とりたけ

みなさんこんにちは、とりたけです🐤

今回はある論文について紹介していきます。

バーチャル空間での練習が現実のパフォーマンスアップにつながるのだとか… 

練習の在り方も多様性が出てきましたね。

バーチャル空間での練習がパフォーマンスアップにつながるのであれば、雨天時の練習や故障者の練習などに役立ちそうです。

今回の記事がみなさんのパフォーマンスアップのヒントになればいいなと思います。

参考文献

Rob Gray(2017) Transfer of Training from Virtual to Real Baseball Batting

ちなみに今回の記事は論文の内容をかなり短く要約したものになっているので、それを念頭にこの記事を読んでいただければと思います。

実験

80人(アメリカの高校球児)を集め、以下の4つのグループに分け、各々の条件の下でバッティング練習を行ってもらった。

※練習の期間は1セッション当たり45分間を週2回、これを6週間。つまり合計12セッション

  1. バーチャル空間での個人の能力に合ったトレーニング
  2. バーチャル空間でのバッティングセッション
  3. リアル空間でのバッティングセッション
  4. 個々の選手にいつも通りの練習のみ

そして、各4つのグループのトレーニング前後でのバッティングテストの結果の変化、また、今回の実験で得たバッティングスキルの維持がどの程度かを観察。

今回のバッティングテストや、バッティングセッションにて使用された球種は以下の3つ

  • フォーシーム
  • カーブ
  • チェンジアップ

なお、リアル空間でのバッティングテストやリアル空間でのバッティングセッションでは、ピッチングマシーン打撃を行ってもらった。

結果

以下の3つの点から、トレーニング前後での変化を観察

  • ヒット数
  • ストライク球(ストライクゾーン内にきた球)スイング率
  • ボール球(ストライクゾーン外にきた球)スイング率

上記の3つ全てにおいて、バーチャル空間で個人の能力に合ったトレーニングをしたグループの結果が、トレーニング前後で最も向上した。

また、このバッティングスキルは一過性のものではなく、維持することも確認された。

また、以下の8つの点からも観察した。

  • バーチャル空間でのヒット数
  • バーチャル空間でのストライク球スイング
  • バーチャル空間でのボール球スイング
  • リアル空間でのヒット数
  • リアル空間でのっストライク球スイング
  • リアル空間でのボール球スイング
  • 球種の判別精度
  • ストライク内外の判別精度

以上8つの観点からも、バーチャル空間で個人の能力に合ったトレーニングを行ったグループの成績がもっとも良かった。

しかしそれと同時に、ただバーチャル空間でトレーニングをしたグループのパフォーマンスアップ効果は見られなかった

考察

バーチャル空間でのトレーニングは、現実のパフォーマンスアップにもつながる!

しかし、ただバーチャル空間でやれば良いというわけではなく、個人の能力に合ったトレーニングが必要。

最後に

以上が今回紹介するの論文の内容になります。

今後の練習方法の変化にも目が離せないですね。

今回の記事がみなさんのお役に立てればと思います。

また、ほかにも論文について書いて記事があるので、よければそちらも読んでみてください!

論文紹介~練習時間がたくさん確保できないランナー必見!SITの効果について~

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